園の環境と歴史
新所沢こひつじ幼稚園は、新所沢の閑静な住宅地域の中にあり、季節に果実を実らせ
緑深い木陰を作り、子どもたちが毎日自然の生き物と楽しみ、
日々の変化に感動する環境を整えています。
昭和27年、所沢教会付属の保育園として、所沢市に唯一の
キリスト教主義幼児教育施設としてスタートしました。
約60年の歴史を持つ本園は、市内では最も歴史のある伝統を誇る幼児教育施設です。
過去には、所ジョージさんも卒園されました。
教育の基本はキリスト教の愛の精神です。その精神は、世界にわたる長い歴史と共に文化を栄えさせ、人格の尊厳ということにその基本精神をおくということです。人間は、一人一人みんな優れたものをもって生まれてきます。その一人一人の個の尊厳がどう大切にされるかが、人間形成になくてはならないものであり、その相互に生かし合う関係が民主主義社会を進めるための基本でもあります。
キリスト教主義教育といっても信仰を強制することはなく、信者でなければ受け入れないということでは全くありません。幼稚園は生活体験に重点をおいた学校です。母と子の密着生活から歩き始めることにより、周りの世界が見えてきて、次の成長を求めるエネルギーが爆発します。初めて他人との生活や集団に参加し、同じ気持ちになれる友だちと仲良くなって、遊ぶ楽しさを体験するようになるのです。「6歳までにその人の人格の基礎がつくられる」ということは至言です。本園は幼稚園の時期こそ「人間関係」を育てる得難い時期として「違いを喜びとするこころ」を身につけるための方法として3、4、5、6歳の幼児がひとつの同じクラスで一緒に生活する「タテワリ教育」を実践しています。